内定辞退は面接官のせい?
内定を出したのに、辞退されてしまった。
理由を聞くと、他に条件の良い会社があったから。
給与が少なかったのか?それとも休日が少なかったのか?
もちろん労働条件は内定承諾を左右します。
しかし、内定辞退の理由は本当に労働条件だけでしょうか?
実際に内定辞退の理由をアンケートすると、
「面接官が不愛想で態度が悪かった。こんな人が上司の会社には入りたくない。」
「履歴書に書いてあることしか訊かれず、必要とされていると感じなかった。」
こういった面接での悪印象によって、内定辞退するケースも多いのです。
応募者は面接官を通して会社を感じ取るため、面接官の印象がそのまま会社の印象につながります。
つまり、面接官の態度や対応が、応募者にとってその会社全体の雰囲気や文化を示すものと見なされてしまうのです。
今回は面接によって応募者に好印象を与え、内定辞退を防ぐ面接のやり方をお話しします。
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好印象の面接官とは?
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実際に応募者が好印象と感じた面接官の例を挙げます。
・終始笑顔、敬語で話しやすかった。
・こちらの話に相槌を打ってくれたり、話をよく聞いてくれた。
・会話が続き、居心地がよかった。
・こちらの質問に真摯に答えてくれた。
どうでしょうか?
これらの例は面接に限らず、人として好印象を感じますよね。
面接は会社にとって欲しい人材かどうか見極める場です。
そのために、無自覚に質問が尋問口調になってしまったり、
条件を満たしているかどうかの粗探しになってしまいがちです。
そうではなく、応募者に好印象を与え、リラックスして話せる雰囲気を作りましょう。
その結果、会社に好印象を与えるだけでなく、応募者の良いところを引き出しやすくなります。
次に面接でやってはいけないNG行動を話していきます。
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面接時のNG行動とは?
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<NG行動1>応募者に悪印象を与えること
具体的には、
・笑顔がなく、不愛想。
・応募者の回答に対して否定する。
・終始ため口を使う。
基本的には、好印象を与える面接官の逆です。
特にため口に関しては、応募者と距離を詰めるために使っている方もいます。
しかし、面接官という立場上、偉そうに聞こえることも多いです。
基本的には敬語で話し、面接の後半話が弾んだ時に、混ざる程度であれば問題ありません。
<NG行動2>応募者に興味を持たないこと
具体的には、
・履歴書にあることしか訊かない。
・深堀り質問をしない。
・応募者の回答に否定、評論する。
応募者が興味を持たれていないと感じると、
「自分って必要とされているのかな?」
「本当は誰でもいいのでは?」
と不安に感じてしまいます。
<NG行動3>面接で聞いてはいけないことを聞く
面接では就職差別に当たるため、聞いてはいけないことがあります。
具体的には、
・本籍地
・家族構成
・健康状態
・尊敬する人
・愛読書
これらは厚生労働省が定める「公正な採用選考の基本」から外れる可能性があります。
この基準から逸脱しないように、面接を行いましょう。
<厚生労働省HP:公正な採用選考の基本>
https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm
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まとめ
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内定辞退を防ぐには、面接官の印象が大切です。
応募者を面接すると同時に、応募者からも自社が面接されている意識を持ちましょう。
今回は内定辞退を防ぐ面接について、お話ししました。
当社で行っている採用代行サービスでも、上記のことを行っています。
しかし、採用に困っている多くの会社では、採用のノウハウが無く、採用にそんなに時間を掛ける余裕がないというのが実情です。
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